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ITEM014016
Yankees Classic Savanna- cotton linen

Hi Story
1900年代初頭、ニューイングランド地域の縫製工場にはイギリスから軍用に輸入されたまま
使用されなかったチノクロスが大量に保管されたままになっていました。
ところが、思いがけないことからそのデッドストック生地が一気に世に出ていくことになります。
20年代に入る頃、オックスフォード大学の学生たちに極太のトラウザーをトラディショナルに履きこなすファッションが流行していました。
そんな折、アイビーリーグの学生らが遠征のため英国を訪れます。
そして、学生たちはその衝撃的なファッションを目の当たりにします。
彼らがニューヨークへ戻った一月後には、街中がオックスフォードスタイルで溢れていました。
その時に使用されたのがニューイングランド地域の倉庫に眠っていた大量のチノクロスです。
偶然にも素材感がアメリカのスタイルにはまり、30年代以降のファッションに大きく結びついていきます。

*MUSEUMに記されているHi STORYはフィクションであり、登場する人物や団体名等はすべて架空のものです。

定番ヤンキースのクラシックコットンリネンのご紹介になります。
ネップ感のある生地の表情が懐かしいクラシックな雰囲気をつくり出しています。
程良い肉感なので春夏に限らず、長いシーズン活躍してくれそうです。

brand / another 20th century
item / Yankees Classic Savanna-C/L ¥20,000- + tax
color / BEIGE, BROWN
size / 1, 2, 3

2022 SS

ITEM004015
Coal Miner Pants – denim

Hi Story
40年代に入ると、世界のエネルギーは石炭から石油へと移行していきます。
それまで炭鉱等の採掘が盛んであったウェールズ南部では、劣悪な労働環境が問題となっていました。
ただ、このエネルギー革命の影響により、労働組合のストライキも産業の衰退と共に沈静化していきます。
その後何十年と時が過ぎ、90年代に入ると企業労働者の権利や環境を整えていく動きが高まり、また違った形で労働運動が盛り上がりを見せます。
組合員たちは、すべての労働者の人権が損なわれてはならないと訴え、その象徴として炭鉱夫を模した作業着を着てストライキを行いました。

*MUSEUMに記されているHi STORYはフィクションであり、登場する人物や団体名等はすべて架空のものです。

13.5ozのセルビッチデニムを使用したゆるいテーパードシルエットのパンツになります。
Coal Miner jacketのボトムスの位置づけとして、初じめてとなるコールミナーパンツはデニム素材を選択。
ストーリーや時代背景から採用したシンチバックがシルエットとのギャップを作りあげています。

brand / another 20th century
item / Coal Miner pants – denim
color / NATURAL, INDIGO
price / ¥19,000- + tax
size / 1, 2, 3

2022 SS

ITEM018001
Polska – overdye jacket & pants

Hi Story
90年代、ロンドンの若者たちを中心にpolskaというスタイルが流行しました。
元々、西部イーリングでよく見られていた着衣で、ポーランドからの移民たちの歴史に由来しています。
当時、そのエリアのポーランド移民の多くは自国の工場でメディカルパジャマを生産していた者たちでした。
移住の際、生活の足しにと大量のパジャマを持ち込んでいましたが、イギリスでは売れるはずもなく、ほとんどは染め上げて自分たちの作業着になっていました。
ある時、そんな彼らの服装を見た一人のイギリス人デザイナーが、そのデザインを子供たちの正装着にと模して作ったのがpolskaの始まりでした。
その動きやすさから大人向けにも作られるようになり、その地域以外にも広まっていくことになります。

*MUSEUMに記されているHi STORYはフィクションであり、登場する人物や団体名等はすべて架空のものです。

数年間の構想からようやく商品化できた普段使いできるジャケット&パンツです。
決して気取らず、楽に着られるコンセプトで、ウエストもヒモ調整できるイージースタイルです。
何より製品染めで仕上げていることもポイントで、白いボタンの染まり具合もチェックいただきたいディテールです。

ポーランド軍のパジャマがデザインソースになっていますが、縫製、シルエット、ディテールデザインはアレンジし、アナザーらしいセットアップスタイルが完成しました。

brand / another 20th century
item / Polska jacket & pants
color / wash BLACK
price / ¥48,000- + tax
size / 2, 3

2022 SS

ITEM011021
Walter’s Corn-Venti CH LINEN

Hi Story
50年代初頭、イリノイ州の片田舎でとうもろこし農家を営むウォルター家。
農薬を使わない製法にこだわることで家計をどんどんひっぱくしていました。
それは一人娘のLisaが幼い頃から縫物の仕事に出なければいけないほどでした。
そんな彼女が18歳になる頃、家計を助けるため離れの小屋でシャツ作りを始めます。
父の意志を受け継ぐかのような丁寧で真摯な仕事ぶりは、沢山の支持を集めていきます。
昔ながらの製法を守りつつ、73年には小さな工場をシカゴに設立します。
しかし、90年代に入ると安い量産品が市場を大きく変え、一気に廃業に追い込まれます。
くしくも、農産業が遺伝子組み換えの時代へと突入していくタイミングでもありました。
Walter’s社のトレードマークといえば三角のベンチレーション。
Lisaが「safe corn」の意志を継ぐ意味でデザインされたと言われています。

*MUSEUMに記されているHi STORYはフィクションであり、登場する人物や団体名等はすべて架空のものです。

今年リニューアルしたWalter’s Corn-Ventiシャツのリネンチェックのご紹介になります。
正統派チェックもリネン(100%)に落とし込むことで一気に遊び心ある雰囲気になります。
今シーズンラインナップのサマーコールショーツや綿麻ヤンキースと合わせてイメージしたアイテムです。
*Walter’s Corn-Venti shirtsの記事と合わせてご参照ください。

brand / another 20th century
item / Walter’s Corn-Venti CH LINEN
color / PLUM CH, NAVY CH
price / ¥19,000- + tax
size / 2, 3

2022 SS

ITEM001019
Walter’s Corn-Venti shirts

Hi Story
50年代初頭、イリノイ州の片田舎でとうもろこし農家を営むウォルター家。
農薬を使わない製法にこだわることで家計をどんどんひっぱくしていました。
それは一人娘のLisaが幼い頃から縫物の仕事に出なければいけないほどでした。
そんな彼女が18歳になる頃、家計を助けるため離れの小屋でシャツ作りを始めます。
父の意志を受け継ぐかのような丁寧で真摯な仕事ぶりは、沢山の支持を集めていきます。
昔ながらの製法を守りつつ、73年には小さな工場をシカゴに設立します。
しかし、90年代に入ると安い量産品が市場を大きく変え、一気に廃業に追い込まれます。
くしくも、農産業が遺伝子組み換えの時代へと突入していくタイミングでもありました。
Walter’s社のトレードマークといえば三角のベンチレーション。
Lisaが「safe corn」の意志を継ぐ意味でデザインされたと言われています。

*MUSEUMに記されているHi STORYはフィクションであり、登場する人物や団体名等はすべて架空のものです。

リニューアルしたWalter’s Corn-Ventiシャツのご紹介になります。
脇下の三角ベンチレーションはオリジナルディテールですが、なぜか懐かしさを感じさせます。
少し軽めなワークシャツをイメージし、あえてシワ感のあるブロードを採用しました。

衿やポケットの細幅ダブルステッチが地味ながらも全体の雰囲気をつくり出しています。
長く付き合えるワークウェア、やり過ぎない中にさりげないこだわりを入れてデザインしています。

brand / another 20th century
item / Walter’s Corn-Venti shirts
color / WHITE, BEIGE, ALMOND GREEN
price / ¥18,000- + tax
size / 2, 3

2022 SS