ITEM021025
Connery Collar shirts – L/Wool

Hi Story
1932年、ヴォルビリスに考古学者ヘンリー・コネリーが古代ローマの遺跡群調査に訪れます。
15年に渡る調査の間、母国イギリスとを行き来する中でたくさんの街に立ち寄っています。
作家としての顔も持つ彼は、執筆をそんなお気に入りの場所で過ごしていたのだといいます。
何軒かの宿にはヘンリー専用ルームまでが存在し、当時その界隈で知らない者はいませんでした。
また、当時はジュラバなどが当たり前の中、彼の洋服の装いも目を引いていたといいます。
時代は流れ、現在この地域でよく見かけるのが襟先がラウンドしたオープンカラーのシャツ。
そう、ヘンリーが行く先々に残していったシャツが原型となり、各々地域に根付いたのです。
シャツに刺繍されていたH, Conneryの文字から、いつしかコネリーカラーと呼ばれています。

*MUSEUMに記されているHi STORYはフィクションであり、登場する人物や団体名等はすべて架空のものです。


左:sepia, 中:sunflower, 右:carmine

ポーターシャツなど、ラウンドオープンカラーの原型となるシャツがリリースされました。
ゆったりしたボックスシルエットにクラシックなディテールが特徴的な1枚です。
今回は独特な風合いと質感、肌触りや着心地を味わえるリネンウールを採用しました。
ウールとリネン素材の組み合わせが新しい秋冬への提案にもなります。
懐かしさのある渋めのカラーラインナップも大人の遊び心をくすぐります。

brand / another 20th century
item / Connery Collar shirts-Linen/Wool
fabric / linen87%, wool13%
color / sunflower, carmine, sepia
price / ¥23,000- + tax
size / 1, 2, 3

2022 AW

ITEM006006
CMLS-Room type3

Hi Story
モロッコ独立前の1930年、現メルズーガに開業されたCAMELS HOTEL。
砂漠の中に佇むその優美な姿は当時から他のホテルを圧倒していました。
1950年代に入ると独立と共にNIPPONとの国交が開かれることになり、大使館記念式典には両国の大使や外交官らがHOTELに招かれました。
その後、WARREN CRUSE社との共同企画によるSAHARA NIGHT CRUSEが世界的に紹介され、モロッコに多くの観光客が訪れることになります。
現在でもアフリカ大陸を代表する格式高い老舗ホテルとして位置付けられ、外観はもちろん、ロビーや客室の内装が当時のまま大切に受け継がれています。
開業より宿泊客には上質な肌着が用意され、そのサービスは大変評判となりました。
50年代半ば以降、ナイトクルーズに合わせルームウェアはシャツ地に変更されます。
しかし、数年前から当時の工場を稼働させ、アンダーウェア、パジャマシャツなどが再生産され始めました。 襟元には当時のままcamels hotelの名が刻まれています。

*MUSEUMに記されているHi STORYはフィクションであり、登場する人物や団体名等はすべて架空のものです。

another 20th centuryのHiSTORYから生まれたスピンオフブランド「CAMELS HOTEL」。
ルームウェアを中心にリラックスできるウェアを展開していきます。

歳を重ねると肌に直接触れるものは化繊を受けつけなくなってきた。
そこで織りの構造で保温性を高めるコットン100%のサーマルウェアをご紹介します。
中肉の素材で、インナーウェアとしてだけではなく、1枚でも着ていただけます。
定番としてのクラシックシルエット、ネックディテール、フラットシーマ縫製にもこだわりました。
着古していったあとは、冬のルームウェアとしてもお使いいただきたい1着です。

brand / CAMELS HOTEL
item / Room Type3
color / off white, lt.beige, charcoal
price / ¥7,900- + tax
size / 2, 3

2022 AW

ITEM021023
Walter’s Corn-Venti CH. flannel overdye

Hi Story
50年代初頭、イリノイ州の片田舎でとうもろこし農家を営むウォルター家。
農薬を使わない製法にこだわることで家計をどんどんひっぱくしていました。
それは一人娘のLisaが幼い頃から縫物の仕事に出なければいけないほどでした。
そんな彼女が18歳になる頃、家計を助けるため離れの小屋でシャツ作りを始めます。
父の意志を受け継ぐかのような丁寧で真摯な仕事ぶりは、沢山の支持を集めていきます。
昔ながらの製法を守りつつ、73年には小さな工場をシカゴに設立します。
しかし、90年代に入ると安い量産品が市場を大きく変え、一気に廃業に追い込まれます。
くしくも、農産業が遺伝子組み換えの時代へと突入していくタイミングでもありました。
Walter’s社のトレードマークといえば三角のベンチレーション。
Lisaが「safe corn」の意志を継ぐ意味でデザインされたと言われています。

*MUSEUMに記されているHi STORYはフィクションであり、登場する人物や団体名等はすべて架空のものです。

定番Walter’s Corn-Ventiシャツ。
襟やポケットのダブルステッチの間隔を細く仕上げることが全体の雰囲気に大きく作用しています。

今回の素材はhoundstoothチェックのコットンフランネル、こだわりのグリーンに製品染めを施しました。
白ステッチを浮かすことで雰囲気がぐっと良くなっています。
素材からイメージを踏まえ、通常のWalter’sより若干だけサイズ感を抑えております。

brand / another 20th century
item / Walter’s Corn-Venti CH. flannel overdye
fabric / cotton100%
color / Green houndstooth check
price / ¥20,000- + tax
size / 1, 2, 3

2022 AW