ITEM024008
– Yorkshire Daily Pants 14W indigo corduroy

Hi Story
20世紀初頭、羊毛用ヒツジの放牧が盛んなイングランドのヨーク地方北西部。
夏でも気温が10度Cほどしか上がらないこの地域の労働者たちは年中寒さとの戦いでした。
その頃の仕事着といえばウール素材、決して扱いやすいものではありませんでした。
ある日、視察に訪れた王室の衣装係が履いていたコーデュロイ生地に目が留まります。
綿素材で暖かなその素材はこの地域にまさにぴったりでした。その後、庶民でも使用できる安価なものとなり、
羊飼いたちの年中履けるデイリーパンツとして広まっていきました。

*MUSEUMに記されているHi STORYはフィクションであり、登場する人物や団体名等はすべて架空のものです。

オールドのフレンチワークをイメージしたコーデュロイパンツ(14W)になります。
お尻まわりにゆとりを持たせ、裾にかけて緩やかにテーパードさせています。
このパンツは古着のように少しサイズアップで履くイメージを前提にしております。
ベルトで少し絞る感じで靴に合わせてレングスを調整してください。
コーデュロイ☓インディゴが懐かしさもありながらとても新鮮に映ります。
シェットランド、アランセーターなどのニットとの相性はもちろんですが、
アッシュのオールドスウェットも気になります。

brand / another 20th century
item / YORKSHIRE DAILY PANTS 14W corduroy
color, price / 右:indigo ¥20,000- + tax, 左:indigo bleach ¥22,000- + tax
size / 1, 2, 3

2020 AW

ITEM024010
– Yankees 8W Corduroy / 2020update

Hi Story
1900年代初頭、ニューイングランド地域の縫製工場にはイギリスから軍用に輸入されたまま
使用されなかったチノクロスが大量に保管されたままになっていました。
ところが、思いがけないことからそのデッドストック生地が一気に世に出ていくことになります。
20年代に入る頃、オックスフォード大学の学生たちに極太のトラウザーをトラディショナルに
履きこなすファッションが流行していました。
そんな折、アイビーリーグの学生らが遠征のため英国を訪れます。
そして、学生たちはその衝撃的なファッションを目の当たりにします。
彼らがニューヨークへ戻った一月後には、街中がオックスフォードスタイルで溢れていました。
その時に使用されたのがニューイングランド地域の倉庫に眠っていた大量のチノクロスです。
偶然にも素材感がアメリカのスタイルにはまり、30年代以降のファッションに大きく結びついていきます。

*MUSEUMに記されているHi STORYはフィクションであり、登場する人物や団体名等はすべて架空のものです。

2020年春よりアップデートされた定番Yankeesのコーデュロイ素材のご紹介になります。
カラーは秋冬らしい2色、今回は少しくすんだトーンを意識しました。
絶妙なレングス設定になっており、ソールに厚みのあるシューズへの相性が特に良いです。

brand / another 20th century
item / Yankees 8W Corduroy 2020update ¥20,000- + tax
color / bronze, olive drab
size / 1, 2, 3

2020 AW

ITEM003006
– Bio Koch Jacket

Hi Story
オーガニック先進国ドイツ、その歴史は100年とも言われている。
そんなドイツはベルリンのbioマーケット街にお店を構えて60年になるレストラン「benns」。
その食に対する意識の高さは秀逸で、食材や味へのこだわりはもちろんのこと、盛り付けの美しさから店構えの至る所まで。
夫婦二人ではじめた小さなお店でしたが、そのすべてのスタイルが世界中にお手本として今に受け継がれています。
今でも店の奥にはオープン当初の若い夫婦の写真が飾られています、
二人が着ているユニフォームシャツがみんなの憧れであることは言うまでもありません。

*MUSEUMに記されているHi STORYはフィクションであり、登場する人物や団体名等はすべて架空のものです。

Bio Koch ストーリーからライトジャケットのご紹介になります。
軽いアウターというコンセプトからしっかりし過ぎない素材を採用いたしました。
コットンに少しナイロンが入ることで風合いの良いシャリ感が出ています。

ボタンのかけ方や襟のおさめ方ひとつで雰囲気が大きくかわります。
程よくショート丈なので、少しゆとりのあるボトムスには相性が良いのではないでしょうか。

brand / another 20th century
item / BIO KOCH JACKET ¥26,000- + tax
color / fawn, charcoal
size / 2, 3

2020 AW

ITEM003005
– Coal Miner Jacket

Hi Story
40年代に入ると、世界のエネルギーは石炭から石油へと移行していきます。
それまで炭鉱等の採掘が盛んであったウェールズ南部では、劣悪な労働環境が問題となっていました。
ただ、このエネルギー革命の影響により、労働組合のストライキも産業の衰退と共にに沈静化していきます。
その後何十年と時が過ぎ、90年代に入ると企業労働者の権利や環境を整えていく動きが高まり、
また新たな時代の労働運動が盛り上がりを見せます。
組合員たちは、すべての労働者の人権が損なわれてはならないと訴え、
その象徴として当時の炭鉱夫たちの上着を着てストライキを行いました。

*MUSEUMに記されているHi STORYはフィクションであり、登場する人物や団体名等はすべて架空のものです。

オールシーズン着られるライトなワークジャケットになります。
大きめに羽織るカバーオールではなく、極端に言えばジージャンのようなイメージ。

味のあるオックスボディに袖の補強部と襟裏は異素材コットンを使用しています。
フロントボタンを上まで留めて着ても様になるシルエットになっています。
*カーキ色の補強部、襟裏はボディに対して薄い配色になります。

brand / another 20th century
item / Coal Miner Jacket ¥38,000- + tax
color / wash KHAKI, wash BLACK
size / 1, 2, 3

2020 AW