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museum

ITEM023013
Bio Markt Woolen jacket / 2022

Hi Story
ドイツはベルリンのbioマーケット街、「benns」オーナーの馴染の市場です。
自分の目で見た食材こそ自信をもってお客様に提供できる、といつもの口癖が今日も聞こえてくる。
市場連中の間でも、一目置かれる存在であることは言うまでもない。
毎朝の仕入は、オーナー自らが足を運ぶ、それは60年前と何も変わらない。
冬のまだ暗い早朝でも、何人もの若い見習いを連れた彼の姿がそこにあります。
自転車にウールジャケットとレインブーツは、もうbennsメンバーお決まりのスタイル。
今朝も壊れたブレーキ音がマーケットのはじまりを告げています。

*MUSEUMに記されているHi STORYはフィクションであり、登場する人物や団体名等はすべて架空のものです。

bio kochシリーズのクラシックなウールジャケットのご紹介になります。
今回は表面を軽く起毛させたコットンウール(英国産羊毛)のブラッシドツイルを採用。
今年はウールジャケットにあえて製品洗いを施しました。
起毛感に加え、洗いによるシワ感やほんの少しのよれが更に全体の雰囲気を作っています。
シルエットは昨年より継続となっておりますが、レディース対応のサイズ1を加えております。
ボックス気味のシルエットとのアンバランス感がとても良いウールジャケットです。

brand / another 20th century
item / Bio Markt Jacket – woolen 2022
color / Mid GRAY, BLACK
price / ¥36,000- + tax
size / 1, 2, 3

2022 AW

ITEM023017
River Runs Over

Hi Story
イギリスの森林委員会と環境省により発足された特別監視団体 RFO。
支給されたRiver Runs Jacketは厚手のニットの上でも着られるように身幅が大きく取られていました。
ただ冬時季、早朝は寒さがきついためジャケット上からでも羽織れるコートが支給されるようになります。
それが、主に監視任務外に着用されていたRIVER RUNS OVER。
グローブを装着したままでも扱いやすいボタンと大きなポケットに風よけのチンストラップ。
ゆったり目のシルエットに加え、裾のプリーツなど動いやすさにも定評がありました
*MUSEUMに記されているHi STORYはフィクションであり、登場する人物や団体名等はすべて架空のものです。

RIVER RUNSシリーズにコートが加わりました。
身幅のゆったり感はそのままに、細かなディテールは大きくアレンジしております。
少し大きめの襟に配色のコーデュロイ、そんなクラシックさとシルエットとのギャップが特徴でもあります。
とても味のあるコットン感の強い綿ナイロンで、着込んでいった際のフェード感にも期待できるハリのある素材です。
*最初のハリコシ感と着用後のフェード感を出すためにノリ加工が施されています。

brand / another 20th century
item / River Runs Over ¥48,000- + tax
fabric / cotton50%, nylon50%
color / OLIVE DRAB, BLACK
size / 2, 3

2022AW

ITEM014017
Yankees overdye WBK

Hi Story
1900年代初頭、ニューイングランド地域の縫製工場にはイギリスから軍用に輸入されたまま
使用されなかったチノクロスが大量に保管されたままになっていました。
ところが、思いがけないことからそのデッドストック生地が一気に世に出ていくことになります。
20年代に入る頃、オックスフォード大学の学生たちに極太のトラウザーをトラディショナルに履きこなすファッションが流行していました。
そんな折、アイビーリーグの学生らが遠征のため英国を訪れます。
そして、学生たちはその衝撃的なファッションを目の当たりにします。
彼らがニューヨークへ戻った一月後には、街中がオックスフォードスタイルで溢れていました。
その時に使用されたのがニューイングランド地域の倉庫に眠っていた大量のチノクロスです。
偶然にも素材感がアメリカのスタイルにはまり、30年代以降のファッションに大きく結びついていきます。

*MUSEUMに記されているHi STORYはフィクションであり、登場する人物や団体名等はすべて架空のものです。

定番ヤンキースのオーバーダイwash blackのご紹介になります。
秋のショートジャケットにも冬のコートにもバランス良いかと思います。

brand / another 20th century
item / Yankees overdye WBK
color / wash BLACK
price / ¥22,000- + tax
size / 1, 2, 3

2022 AW

ITEM023016
Robin&son’s Trekker Top

Hi Story
20世紀半ば、ロンドン郊外に野鳥を守るための人工による湿地公園が造られました。
この活動にあたった野鳥の会のメンバーらは続いてフィールドガイド図鑑の制作にも取り掛かります。
もともと野鳥観察が盛んなこともあり、彼らは一躍脚光を浴びることになります。
数年後には、ロンドン市内に野鳥図鑑、ガイドブックの会社が設立され、発起人の名前とヨーロッパコマドリの名からRobin&son’sと名付けられました。
日頃から山を散策する彼らは、トレッキングのプロフェッショナルでもありました。
80年代に入る頃には、トレッキングメーカーとして世界に名を広げていきます。
野鳥と自然、そんな観点からのモノづくりと理念は当時から一貫していました。
脱ダウン(水鳥の羽毛)を謳っていた彼らが一番に取り組んだのが防寒具。
90年に発表された「trekker」は、寒暖差の激しい環境でも着脱のしやすさが評判の代表作シリーズ。

*MUSEUMに記されているHi STORYはフィクションであり、登場する人物や団体名等はすべて架空のものです。

Robin&son’s Trekkerのトップスをイメージしたフリーズジャケットになります。
フロントファスナーをセンターからずらして配置、片側の脇もファスナー開閉できるデザインになっています。
腹部のポケット仕様や全体のフラットシーマ縫製もスウェットのような雰囲気。
これからの季節、コートのインナーにも抜群の相性です。
*静電気防止(半永久持続)効果のある特殊な肉厚フリース素材を使用しています。
まとわりついたり、ホコリの付着を軽減します。

brand / another 20th century
item / Robin & son’s Trekker Top
color / BLACK
price / ¥26,000- + tax
size / 2, 3

2022 AW

ITEM004015
Coal Miner Pants – denim

Hi Story
40年代に入ると、世界のエネルギーは石炭から石油へと移行していきます。
それまで炭鉱等の採掘が盛んであったウェールズ南部では、劣悪な労働環境が問題となっていました。
ただ、このエネルギー革命の影響により、労働組合のストライキも産業の衰退と共に沈静化していきます。
その後何十年と時が過ぎ、90年代に入ると企業労働者の権利や環境を整えていく動きが高まり、また違った形で労働運動が盛り上がりを見せます。
組合員たちは、すべての労働者の人権が損なわれてはならないと訴え、その象徴として炭鉱夫を模した作業着を着てストライキを行いました。

*MUSEUMに記されているHi STORYはフィクションであり、登場する人物や団体名等はすべて架空のものです。

13.5ozのセルビッチデニムを使用したゆるいテーパードシルエットのパンツになります。
ストーリーや時代背景から採用したシンチバックがシルエットとのギャップを作りあげています。
*今回、ウエスト微調整を加え、裾幅を1cm程度ですがテーパードをゆるくしております。

brand / another 20th century
item / Coal Miner pants – denim
color / blue denim, black denim
price / ¥19,000- + tax
size / 1, 2, 3

2022 AW