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museum

ITEM023016
Robin&son’s Trekker Top

Hi Story
20世紀半ば、ロンドン郊外に野鳥を守るための人工による湿地公園が造られました。
この活動にあたった野鳥の会のメンバーらは続いてフィールドガイド図鑑の制作にも取り掛かります。
もともと野鳥観察が盛んなこともあり、彼らは一躍脚光を浴びることになります。
数年後には、ロンドン市内に野鳥図鑑、ガイドブックの会社が設立され、発起人の名前とヨーロッパコマドリの名からRobin&son’sと名付けられました。
日頃から山を散策する彼らは、トレッキングのプロフェッショナルでもありました。
80年代に入る頃には、トレッキングメーカーとして世界に名を広げていきます。
野鳥と自然、そんな観点からのモノづくりと理念は当時から一貫していました。
脱ダウン(水鳥の羽毛)を謳っていた彼らが一番に取り組んだのが防寒具。
90年に発表された「trekker」は、寒暖差の激しい環境でも着脱のしやすさが評判の代表作シリーズ。

*MUSEUMに記されているHi STORYはフィクションであり、登場する人物や団体名等はすべて架空のものです。

Robin&son’s Trekkerのトップスをイメージしたフリーズジャケットになります。
フロントファスナーをセンターからずらして配置、片側の脇もファスナー開閉できるデザインになっています。
腹部のポケット仕様や全体のフラットシーマ縫製もスウェットのような雰囲気。
これからの季節、コートのインナーにも抜群の相性です。
*静電気防止(半永久持続)効果のある特殊な肉厚フリース素材を使用しています。
まとわりついたり、ホコリの付着を軽減します。

brand / another 20th century
item / Robin & son’s Trekker Top
color / BLACK
price / ¥26,000- + tax
size / 2, 3

2022 AW

ITEM004015
Coal Miner Pants – denim

Hi Story
40年代に入ると、世界のエネルギーは石炭から石油へと移行していきます。
それまで炭鉱等の採掘が盛んであったウェールズ南部では、劣悪な労働環境が問題となっていました。
ただ、このエネルギー革命の影響により、労働組合のストライキも産業の衰退と共に沈静化していきます。
その後何十年と時が過ぎ、90年代に入ると企業労働者の権利や環境を整えていく動きが高まり、また違った形で労働運動が盛り上がりを見せます。
組合員たちは、すべての労働者の人権が損なわれてはならないと訴え、その象徴として炭鉱夫を模した作業着を着てストライキを行いました。

*MUSEUMに記されているHi STORYはフィクションであり、登場する人物や団体名等はすべて架空のものです。

13.5ozのセルビッチデニムを使用したゆるいテーパードシルエットのパンツになります。
ストーリーや時代背景から採用したシンチバックがシルエットとのギャップを作りあげています。
*今回、ウエスト微調整を加え、裾幅を1cm程度ですがテーパードをゆるくしております。

brand / another 20th century
item / Coal Miner pants – denim
color / blue denim, black denim
price / ¥19,000- + tax
size / 1, 2, 3

2022 AW

ITEM022013
Beaver Parka

Hi Story
50年代に創業したbeaver&companyは、スクール用運動着にプリントを施す会社として誕生しました。
従業員二人という小規模の会社で、学校のイメージカラーにそってフロッキープリントを施す仕事でした。
そのほとんどは州のオレゴン大学の仕事で、倉庫は黒とオレンジのカットソーであふれかえっていました。
60年代に入ると学校以外からの依頼も多くなり、徐々にカラーフロッキーを専門に請け負う会社になっていきます。
カラーフロッキーは黒のボディーに施すことが多いため、自社でオリジナルの黒いTシャツやスウェットを作成するようにもなります。
70年代以降は大学やスポーツチームにとどまらず、音楽業界へも広がっていきます。
ロックバンドのTシャツやスウェットにBeaver社が多いのはそんな由来が関係していると言われています

*MUSEUMに記されているHi STORYはフィクションであり、登場する人物や団体名等はすべて架空のものです。

加工にこだわった肉感のある裏毛プルパーカのご案内になります。
裏に7番糸を使用することで通常の30/10裏毛に比べ少し肉感が増します。
フラットシーマ縫製仕上げで、いつものように色出しにもこだわりました。
今回一番こだわったのはオートミールコンビのパープル色のフェード感。
安定のウォッシュブラックとの2カラー展開になります。

brand / another 20th century
item / Beaver Parka ¥22,000- + tax
fabric / cotton100%
color / wash OATMEAL, wash BLACK
size / 2, 3

2022 AW

ITEM021025
Connery Collar shirts – L/Wool

Hi Story
1932年、ヴォルビリスに考古学者ヘンリー・コネリーが古代ローマの遺跡群調査に訪れます。
15年に渡る調査の間、母国イギリスとを行き来する中でたくさんの街に立ち寄っています。
作家としての顔も持つ彼は、執筆をそんなお気に入りの場所で過ごしていたのだといいます。
何軒かの宿にはヘンリー専用ルームまでが存在し、当時その界隈で知らない者はいませんでした。
また、当時はジュラバなどが当たり前の中、彼の洋服の装いも目を引いていたといいます。
時代は流れ、現在この地域でよく見かけるのが襟先がラウンドしたオープンカラーのシャツ。
そう、ヘンリーが行く先々に残していったシャツが原型となり、各々地域に根付いたのです。
シャツに刺繍されていたH, Conneryの文字から、いつしかコネリーカラーと呼ばれています。

*MUSEUMに記されているHi STORYはフィクションであり、登場する人物や団体名等はすべて架空のものです。


左:sepia, 中:sunflower, 右:carmine

ポーターシャツなど、ラウンドオープンカラーの原型となるシャツがリリースされました。
ゆったりしたボックスシルエットにクラシックなディテールが特徴的な1枚です。
今回は独特な風合いと質感、肌触りや着心地を味わえるリネンウールを採用しました。
ウールとリネン素材の組み合わせが新しい秋冬への提案にもなります。
懐かしさのある渋めのカラーラインナップも大人の遊び心をくすぐります。

brand / another 20th century
item / Connery Collar shirts-Linen/Wool
fabric / linen87%, wool13%
color / sunflower, carmine, sepia
price / ¥23,000- + tax
size / 1, 2, 3

2022 AW

ITEM006006
CMLS-Room type3

Hi Story
モロッコ独立前の1930年、現メルズーガに開業されたCAMELS HOTEL。
砂漠の中に佇むその優美な姿は当時から他のホテルを圧倒していました。
1950年代に入ると独立と共にNIPPONとの国交が開かれることになり、大使館記念式典には両国の大使や外交官らがHOTELに招かれました。
その後、WARREN CRUSE社との共同企画によるSAHARA NIGHT CRUSEが世界的に紹介され、モロッコに多くの観光客が訪れることになります。
現在でもアフリカ大陸を代表する格式高い老舗ホテルとして位置付けられ、外観はもちろん、ロビーや客室の内装が当時のまま大切に受け継がれています。
開業より宿泊客には上質な肌着が用意され、そのサービスは大変評判となりました。
50年代半ば以降、ナイトクルーズに合わせルームウェアはシャツ地に変更されます。
しかし、数年前から当時の工場を稼働させ、アンダーウェア、パジャマシャツなどが再生産され始めました。 襟元には当時のままcamels hotelの名が刻まれています。

*MUSEUMに記されているHi STORYはフィクションであり、登場する人物や団体名等はすべて架空のものです。

another 20th centuryのHiSTORYから生まれたスピンオフブランド「CAMELS HOTEL」。
ルームウェアを中心にリラックスできるウェアを展開していきます。

歳を重ねると肌に直接触れるものは化繊を受けつけなくなってきた。
そこで織りの構造で保温性を高めるコットン100%のサーマルウェアをご紹介します。
中肉の素材で、インナーウェアとしてだけではなく、1枚でも着ていただけます。
定番としてのクラシックシルエット、ネックディテール、フラットシーマ縫製にもこだわりました。
着古していったあとは、冬のルームウェアとしてもお使いいただきたい1着です。

brand / CAMELS HOTEL
item / Room Type3
color / off white, lt.beige, charcoal
price / ¥7,900- + tax
size / 2, 3

2022 AW