Hi Story
“60年代、イギリス南部ハンプシャーを流れるテスト川。
もともとハンティングやフライフィッシングの娯楽が盛んであったこの土地にロンドンから多くの人が移り住みました。
特に上流アッシュあたりは訪れる人が激増し、少しずつ環境が破壊されはじめます。
それを危惧した森林委員会と環境省により特別監視団体が発足されます。
監視員らは早朝から川に沿って森の奥まで取り締まりを行わなくてはなりませんでした。
そこで水の中から森のブッシュの中まで動きやすいショート丈のRiver Runs Jktが支給されるようになりました。”
*MUSEUMに記されているHi STORYはフィクションであり、登場する人物や団体名等はすべて架空のものです。
ブランドスタート時より続けてきたRIVER RUNS JACKETのフードタイプを作成。
ウェーディングジャケットにある着丈の短さを抑え過ぎず、改良を重ねて全体のバランスをとっています。
使用している素材は、当時のM-43フィールドジャケットの背裏生地に使用されていたアーミーオックスを再現したもの、その卓越された素材感にVATDYE(染め)がリアリティという効果を与えています。
brand / another 20th century
item / RIVER RUNS HOODED ¥36,000- + tax
color / OLIVE, BLACK
size / 2, 3
2018 AW
MEMO0002
– CAMELS HOTEL / Sahara walk wear
Hi Story
“WARREN CRUSE社が1950年代に企画し、世界の富豪の間で流行したDESERT NIGHT CRUSE。 その中で最も格式高いのが老舗CAMELS HOTELとの共同で企画されたサハラナイトクルーズ。
CAMELS HOTELはモロッコ独立以前の現メルズーガ近郊に開業され、砂漠の中にたたずむその優美な姿は当時から他を圧倒していました。
ナイトクルーズのオンシーズンは夜に気温が下がり始める夏の終わり頃、月の浮かぶ砂漠を優雅に歩くというもの。
CAMELS HOTELではこの時期だけナイトクルーズ用のウェアが宿泊客に用意されていました。”
*MUSEUMに記されているHi STORYはフィクションであり、登場する人物や団体名等はすべて架空のものです。
ITEM007001
– Needlework Remake Carry
Hi Story
“サンフランシスコのヘイトアシュベリー地区では、世界中から不要になった軍用品を回収してアートに作り変えることが盛んになっていました。その活動は後に行政までもが賛同するという異例の事態となり、街中の公共物は出来る限り回収品が再利用されるようになりました。
各エリアには災害時用に物資を運ぶためのバッグが数点ずつ支給されていました。
それぞれの願いを込めた刺繍やメッセージが使う者達によって施され、次世代に受け継がれています”
*MUSEUMに記されているHi STORYはフィクションであり、登場する人物や団体名等はすべて架空のものです。
各国の米軍基地から回収された不要となったミリタリー物資。
その一つ一つを解体し、トートバッグに作り直しています。
手刺繍による装飾は反戦のメッセージを込めて施されています。
brand / another 20th century
item / NEEDLEWORK REMAKE CARRY ¥23,000- + tax
color / ASST
size / H40 x W41 x D18
*すべてミリタリー系のグリーンですが、1点1点カラーは異なります、刺繍やペイントも同様となります。
刺繍が施されていないものも販売しております。
MILLITARY REMAKE CARRY ¥15,000- + tax
2018 AW
MEMO0001
– about Museum
2015年よりスタートしたanother 20th century。
この2018年9月よりホームページをスタートいたします。
ゆっくりのようですが、このペースこそが良いモノづくりへ繋がっていくと考えています。
MUSEUMではプロダクトをはじめ、「Hi Story」としてプロダクトの裏側にあるストーリーをご紹介していきます。
ここにでてくるストーリーは基本的には架空のものとなります。
ただ、読んでいくとどこかで本当の時代では何が起こっていたのか? なぜ、このデザインなのか?
と色々と結びついたり離れたりしていきます。
そんなことも着る事への楽しみに繋がれば嬉しく思います。
“20世紀の一コマから想像する「もう一つの20世紀」が新たなウェアを生み出していきます。”
another20thcentury – Yoshikazu Mizuno
illustration – drwng / Masatoo Hirano