ITEM014017
Yankees overdye WBK

Hi Story
1900年代初頭、ニューイングランド地域の縫製工場にはイギリスから軍用に輸入されたまま
使用されなかったチノクロスが大量に保管されたままになっていました。
ところが、思いがけないことからそのデッドストック生地が一気に世に出ていくことになります。
20年代に入る頃、オックスフォード大学の学生たちに極太のトラウザーをトラディショナルに履きこなすファッションが流行していました。
そんな折、アイビーリーグの学生らが遠征のため英国を訪れます。
そして、学生たちはその衝撃的なファッションを目の当たりにします。
彼らがニューヨークへ戻った一月後には、街中がオックスフォードスタイルで溢れていました。
その時に使用されたのがニューイングランド地域の倉庫に眠っていた大量のチノクロスです。
偶然にも素材感がアメリカのスタイルにはまり、30年代以降のファッションに大きく結びついていきます。

*MUSEUMに記されているHi STORYはフィクションであり、登場する人物や団体名等はすべて架空のものです。

定番ヤンキースのオーバーダイwash blackのご紹介になります。
秋のショートジャケットにも冬のコートにもバランス良いかと思います。

brand / another 20th century
item / Yankees overdye WBK
color / wash BLACK
price / ¥22,000- + tax
size / 1, 2, 3

2022 AW

ITEM023016
Robin&son’s Trekker Top

Hi Story
20世紀半ば、ロンドン郊外に野鳥を守るための人工による湿地公園が造られました。
この活動にあたった野鳥の会のメンバーらは続いてフィールドガイド図鑑の制作にも取り掛かります。
もともと野鳥観察が盛んなこともあり、彼らは一躍脚光を浴びることになります。
数年後には、ロンドン市内に野鳥図鑑、ガイドブックの会社が設立され、発起人の名前とヨーロッパコマドリの名からRobin&son’sと名付けられました。
日頃から山を散策する彼らは、トレッキングのプロフェッショナルでもありました。
80年代に入る頃には、トレッキングメーカーとして世界に名を広げていきます。
野鳥と自然、そんな観点からのモノづくりと理念は当時から一貫していました。
脱ダウン(水鳥の羽毛)を謳っていた彼らが一番に取り組んだのが防寒具。
90年に発表された「trekker」は、寒暖差の激しい環境でも着脱のしやすさが評判の代表作シリーズ。

*MUSEUMに記されているHi STORYはフィクションであり、登場する人物や団体名等はすべて架空のものです。

Robin&son’s Trekkerのトップスをイメージしたフリーズジャケットになります。
フロントファスナーをセンターからずらして配置、片側の脇もファスナー開閉できるデザインになっています。
腹部のポケット仕様や全体のフラットシーマ縫製もスウェットのような雰囲気。
これからの季節、コートのインナーにも抜群の相性です。
*静電気防止(半永久持続)効果のある特殊な肉厚フリース素材を使用しています。
まとわりついたり、ホコリの付着を軽減します。

brand / another 20th century
item / Robin & son’s Trekker Top
color / BLACK
price / ¥26,000- + tax
size / 2, 3

2022 AW

ITEM004015
Coal Miner Pants – denim

Hi Story
40年代に入ると、世界のエネルギーは石炭から石油へと移行していきます。
それまで炭鉱等の採掘が盛んであったウェールズ南部では、劣悪な労働環境が問題となっていました。
ただ、このエネルギー革命の影響により、労働組合のストライキも産業の衰退と共に沈静化していきます。
その後何十年と時が過ぎ、90年代に入ると企業労働者の権利や環境を整えていく動きが高まり、また違った形で労働運動が盛り上がりを見せます。
組合員たちは、すべての労働者の人権が損なわれてはならないと訴え、その象徴として炭鉱夫を模した作業着を着てストライキを行いました。

*MUSEUMに記されているHi STORYはフィクションであり、登場する人物や団体名等はすべて架空のものです。

13.5ozのセルビッチデニムを使用したゆるいテーパードシルエットのパンツになります。
ストーリーや時代背景から採用したシンチバックがシルエットとのギャップを作りあげています。
*今回、ウエスト微調整を加え、裾幅を1cm程度ですがテーパードをゆるくしております。

brand / another 20th century
item / Coal Miner pants – denim
color / blue denim, black denim
price / ¥19,000- + tax
size / 1, 2, 3

2022 AW

ITEM022013
Beaver Parka

Hi Story
50年代に創業したbeaver&companyは、スクール用運動着にプリントを施す会社として誕生しました。
従業員二人という小規模の会社で、学校のイメージカラーにそってフロッキープリントを施す仕事でした。
そのほとんどは州のオレゴン大学の仕事で、倉庫は黒とオレンジのカットソーであふれかえっていました。
60年代に入ると学校以外からの依頼も多くなり、徐々にカラーフロッキーを専門に請け負う会社になっていきます。
カラーフロッキーは黒のボディーに施すことが多いため、自社でオリジナルの黒いTシャツやスウェットを作成するようにもなります。
70年代以降は大学やスポーツチームにとどまらず、音楽業界へも広がっていきます。
ロックバンドのTシャツやスウェットにBeaver社が多いのはそんな由来が関係していると言われています

*MUSEUMに記されているHi STORYはフィクションであり、登場する人物や団体名等はすべて架空のものです。

加工にこだわった肉感のある裏毛プルパーカのご案内になります。
裏に7番糸を使用することで通常の30/10裏毛に比べ少し肉感が増します。
フラットシーマ縫製仕上げで、いつものように色出しにもこだわりました。
今回一番こだわったのはオートミールコンビのパープル色のフェード感。
安定のウォッシュブラックとの2カラー展開になります。

brand / another 20th century
item / Beaver Parka ¥22,000- + tax
fabric / cotton100%
color / wash OATMEAL, wash BLACK
size / 2, 3

2022 AW

ITEM021025
Connery Collar shirts – L/Wool

Hi Story
1932年、ヴォルビリスに考古学者ヘンリー・コネリーが古代ローマの遺跡群調査に訪れます。
15年に渡る調査の間、母国イギリスとを行き来する中でたくさんの街に立ち寄っています。
作家としての顔も持つ彼は、執筆をそんなお気に入りの場所で過ごしていたのだといいます。
何軒かの宿にはヘンリー専用ルームまでが存在し、当時その界隈で知らない者はいませんでした。
また、当時はジュラバなどが当たり前の中、彼の洋服の装いも目を引いていたといいます。
時代は流れ、現在この地域でよく見かけるのが襟先がラウンドしたオープンカラーのシャツ。
そう、ヘンリーが行く先々に残していったシャツが原型となり、各々地域に根付いたのです。
シャツに刺繍されていたH, Conneryの文字から、いつしかコネリーカラーと呼ばれています。

*MUSEUMに記されているHi STORYはフィクションであり、登場する人物や団体名等はすべて架空のものです。


左:sepia, 中:sunflower, 右:carmine

ポーターシャツなど、ラウンドオープンカラーの原型となるシャツがリリースされました。
ゆったりしたボックスシルエットにクラシックなディテールが特徴的な1枚です。
今回は独特な風合いと質感、肌触りや着心地を味わえるリネンウールを採用しました。
ウールとリネン素材の組み合わせが新しい秋冬への提案にもなります。
懐かしさのある渋めのカラーラインナップも大人の遊び心をくすぐります。

brand / another 20th century
item / Connery Collar shirts-Linen/Wool
fabric / linen87%, wool13%
color / sunflower, carmine, sepia
price / ¥23,000- + tax
size / 1, 2, 3

2022 AW