ITEM023012
– San Francisco – shorten

Hi Story
60年代半ば、マサチューセッツ州スプリングフィールドの片田舎で廃墟と化した工場跡地から大量の作業着が見つかります。そこは40年代に軍用車の整備工場として使用されていた場所で、当時ユニフォームとして軍から支給されたメカニック用のつなぎ服でした。
そのことを耳にしたヘイトアシュベリーの学生らが、サンフランシスコにその作業着を持ち帰ります。
大量の作業着は、共同生活をしていた仲間たちによって一つ一つ解体され、ジャケットやコートにリメイクが施されました。
背中には大きく「San Francisco」の刺繍、そして「反戦、自由、平和」のスローガンがペイントされました。
そんな意志をまとうファッションが新たな概念として定着していくきっかけともなりました。
ビートニクスを支持してきた彼らが、まさにヒッピームーブメントへと向かう時でした。

*MUSEUMに記されているHi STORYはフィクションであり、登場する人物や団体名等はすべて架空のものです。

2020AWに発売された*San Franciscoコートがショートジャケットとして新たにリリースされました。
つなぎ服(コート)からのアレンジになりますので、少しゆとりあるシルエット設定になっております。
上まで閉めても無理なく着ることができ、コート同様にフロント内側に付いた風よけが特徴でもあります。

*San Francisco
1枚のつなぎ服をコートにリメイクしたことから始まりました。
構想過程から何度も古いつなぎを解体してパターン作成をいたしました。
それにより普通のワークコートにはない独特のシルエット、ディテールが生まれました。
それをフロントスタイルにもバックスタイルにもうまく表現しました。

brand / another 20th century
item / San Francisco – shorten ¥22,000- + tax
color / olive, black
size / 2, 3

2021 AW

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です